鉄道模型の歴史
19世紀初頭 | 実物の宣伝用として、イングランドで制作されていました。 |
1829年 | ドイツの詩人・小説家・哲学者のゲーテが、孫のためにロケット号を製作しましたが、この模型は失われて見つかっていません。 |
1829年 | IMBRECHTSが製作した動く模型がスペイン王室に贈られました。 |
1835年 | アドラー号と亜鉛製の人形と客車が販売されました。 |
1840年 | ドイツ製の板金による鉄道模型の生産記録が記されています。 |
1859年 | フランス第二帝政のナポレオン3世の息子、ナポレオン・ウジェーヌ・ルイ・ボナパルトに最初の製品と同種の模型が献上されました。 |
1862年 | ロンドンのメイヤーズがカタログに蒸気機関車を掲載しました。 |
1869年 | ドイツで最初の展示が行われました。ケーニスブルグのCarogattiでは室内で走らせる首振り式エンジンの蒸気機関車が販売されました。 |
1882年 | 最初の電気式鉄道模型が販売されました。 |
1886年 | ぜんまい式の模型の記録があります。 |
1886年 | ビングが初製品を発売しました。 |
1887年 | Schonnerが蒸気機関車と客車と線路を発売しました。 |
1891年 | メルクリン(ドイツの大手鉄道模型メーカー)が初の鉄道模型を出品しました。メルクリンは今でも名称が使用されている0番、1番、2番、3番ゲージを生産しました。 |
1895年 | メルクリンが初の分岐器・信号・トンネル等を販売しました。 |
1898年 | バセット・ロークがイングランドで創業し、ビング等を下請けにしました。 |
1900年 |
ドイツ型初の機関車模型をSchonnerが生産しました。 メルクリンが最初の交流三線式を販売開始しました。翌年には電気と機械による遠隔式分岐器を発売しました。 |
1901年 | 雑誌で鉄道模型の標準化について議論されました。 |
1920年代 | バセット・ロークがOOゲージを発売しました。 |
1922年 | OOゲージ(後にHOゲージ)が登場しました。最初のシリーズはビング社で生産されたのですが、OO・HOの名称は使用されず、ビング・テーブルという名称が使用されました。登場時にはぜんまい式だったが1924年には電気式になりました。 |
1935年 | TRIX、メルクリンから16.5mmの線路が発売されました。 |
1949年 | Rokal社が12mm 1/120ゲージを発表しました。 |
1952年 | フライシュマンがHOゲージを発売しました。 |
1958年 | 1/180スケールを試験的に生産しましたが失敗に終わりました。 |
1960年 | アーノルト社が軌間8mmの1/160スケールを発表ました。これが後に軌間9mmのNゲージになりました。 |
1972年 | メルクリンが軌間6.5mm 1/220スケールのZゲージを制作しました。 |
1970年代後半 | 日本で社会現象にまでなった鉄道模型ブームが訪れました。 |
1980年代前半 | 鉄道模型ブームが終了しました。 |
2008年 | 日本の栄進堂から軌間3mm、1/450スケールのTゲージが発売されました。 |